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創刊にあたって

 地方分権推進という時代の流れの中にあって、日本各地の自治体が新しい時代を睨んで様々な先進的な政策を打ち出し、街や町づくりの努力を進める中で、都市間の格差が日増しに拡大しつつあると思われます。

 私たちが暮らすここ小金井市は、長年にわたる市役所職員の人件費問題などに象徴されるように財政状態が逼迫し、市としての社会資本の整備蓄積や行政サービスの面で大きく出遅れている一方で、市民側のニーズは、その内容が時代とともに多様化しつつ拡大していると考えられます。

 また、小金井市は、「はけ」に象徴されるように水と緑の街といわれながら、その大切な緑が次々に姿を消していき、生活環境が激しい変化の中に置かれているのが現状です。 各方面で多角的に活躍されている立派な人材を数多く擁する素晴らしい街でもありますが、そうした人材の貴重な経験やノウハウなどが町づくりに活かされる仕組みが果たしてあるのだろうかという疑問も否定できません。

 こうした中で、身の回りを見渡したときに、自分たちの生活は、これまでは皆が、お互いの良い意味での協力というよりは、どこかでもたれ合うことによって成り立ってきたのではないかとの反省が生まれてまいります。

 日々の市民生活をより豊かなものにするために、また、小金井市のより良き明日を築き上げるために、私たち一人一人が自分の価値観に従って行動すること、言い換えれば、より自立した在り方が今まで以上に求められているのではないかと考えます。

 行政サービスに対する過度の依存や期待は慎みつつも、納税者としての立場からは、市の予算配分やその執行については鋭い監視者の視線が必要でもあります。為政者や公務員としての市役所職員に、「『市民のためにある』という原点」がなおざりにされてはいないかというチェックも必要だといえるでしょう。

 そのためには、市政を始めとして日々の生活を取り巻く色々な条件の在り方について、まずは、その実態がどのようなものであるかということを、より正確に知る必要があるのではないでしょうか。
 つまり、小金井市の抱える問題点について十分な情報をもち、かつ、その可能性について更に深く考えて見るところから、私たちのより良き明日は生まれてくるのではないでしょうか。


 以上のような問題意識から、国や東京都の政策、そして小金井市の政策が主権者(=納税者)である市民の日々の生活にどのような影響を与え、私たち市民はどのように対応し対処することが大切なのかということを、ともに考えていきたい。市内に住む多くの仲間との「より良き小金井市民生活を」、「より良き明日の小金井を」という語らいの中で、この度『小金井市民新聞』は創刊の運びとなった次第です。

編集方針を次のように定めました。



  1. 政治記事においては、不偏不党の立場を堅持します。客観的な事実を報道し、数値データなどの掲載も充実させ、また見解が対立したり異にする当事者の主張については、特定の見解に偏することなくその両方を掲載し、事実や数値に対する判断や評価は、読者の皆さんに委ねます。
  2. 経済関係記事においては、小金井市の商工業の発展に寄与するという基本姿勢を堅持し、商工会はもとより、商店会や個店の取り組みなどの掲載に主眼を置きます。読者の皆さんと商工業者の方々とのパイプ役となることを目指します。
  3. 文化記事においては、小金井市の地域文化の興隆を図ることを念頭に、その担い手の顔が見えるような記事を掲載します。
  4. スポーツ記事においては、市民の間のスポーツ振興、とくに青少年のスポーツ・体育の振興に寄与することを念頭においた記事を掲載します。
  5. 全国紙でも、年間を通じて市民に問題提起をするテーマを決めておりますが、本紙は、「小金井の水と緑を守る」運動の推進をそのテーマとします。
  6. 社説については、政治的偏向を一切排して、社として責任ある内容のものとします。
  7. 読者の皆さんからの投稿欄を設け、読者の皆さんの生の声をお伝えします。ただし、万一特定個人の中傷や誹謗に属すると考えられるものが寄せられた場合には、それが生の声であったとしても、本紙の掲載対象とは致しません。

 尚、新聞報道のみにとどまらず、インターネットやEメールといった最新情報伝達手段を駆使した総合的な報道体制を作り上げるべく同時並行的に準備を進めており、本紙はその総合的報道体制の重要な一翼を担うという位置づけにあることを申し添えます。

『小金井市民新聞』は、私たちが、そして明日の小金井を担う人々が、いつまでも住み続けたいと思えるような街づくりへの模索の場でもありたいと願っております。

 盛り沢山な思いや課題、そしてニーズをどれだけ満たしていけるかについては不安が大きいのは事実ではありますが、スタッフ一同、常に挑戦者の気組みを忘れず、誠心誠意努力を重ねていく所存です。
『小金井市民新聞』は、市内にお住まいのより多くの人々との共感の中で成長をしていきたいと考えております。
 読者の皆様におかれましては末長い、そして強力な御支援御協力を賜りますように、心からお願い申しあげます。

 末筆ながら、読者の皆様方の御健勝と御多幸をお祈りして、創刊の御挨拶にかえさせて戴きます。

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