(2005年7月25日号記事)
6月議会 公会堂廃止条例を可決
廃止日は市長に白紙委任
6月定例市議会において、稲葉市長が提出した「公会堂廃止条例」が賛成多数で可決された。
同条例は、武蔵小金井駅南口再開発に関連して公会堂を廃止する内容で、条例の施行日(廃止の時期)は、稲葉市長に白紙委任することになっている。
賛成は、自民クラブ(伊藤・遠藤・高木・露口・中根)・公明党(紀・宮下・和田)・民主党(小川・村山)・改革連合(五十嵐・篠原)の12名。反対は、みどりの風(青木・漢人・小山・野見山・渡辺)・共産党(板倉・関根・水上・森戸)の9名。退席は、民主党(斉藤・宮崎)の2名。今年に入って現再開発計画への協力姿勢に転じた民主党は、賛成と退席に議決態度が二分される結果になった。
同条例に対しては「駅前ロータリーの目の前に文化ホールをつくるのはムダである」などとして現再開発計画に慎重な態度をとる野党会派が強く反発。地方自治法第244条の2に基づき、公会堂の廃止には3分の2以上の議員の賛成を必要とするとの条例案を独自に提案した。与党サイドは、これを否決し、市長提案の廃止条例を可決した。
条例の可決により、公会堂は、武蔵小金井駅南口再開発の進捗状況によって稲葉市長の判断で廃止されることになった。野党サイドは「実際に再開発が着工できるメドが立つまでは、市民活動の拠点として大事に使っていくべきであり、安易に廃止するべきではない」としている。
東小金井駅開設記念会館設置条例を可決
民間施設として地域住民に親しまれてきた東小金井駅開設記念会館が、市に移管され、この10月1日にリニューアルオープンすることに伴い、設置条例が提案され、賛成多数で可決された。
新施設は、1階にギャラリー(会議室としても使用可)、2階にAB二つの会議室(一体利用可)、3階に和室を配した施設が予定されている。東部地区の中心的集会施設として市民に利用されることが期待される。
使用料(1時間あたり)は、ギャラリーが600円、A会議室が300円、B会議室が300円、和室が300円となっている。
条例が審査された総務企画委員会では、宮崎委員(民主党)と渡辺委員(みどりの風)から、文化振興を図るため、ギャラリーを一日貸しする場合の使用料を7000円に割引するとの修正案が提出されたが、与党及び有料化そのものに反対する共産党が反対し、否決された。続く本会議では、共産党を除く全会派の賛成により、市長原案の通り設置条例が可決された。
学校警備員配置などの補正予算を可決
歳出では学校警備委託料、歳入では住基カード発行手数料などを盛り込んだ一般会計補正予算が、賛成多数で可決された。
主な争点になったのは、@民間警備会社に委託して、3人の警備員が9つの小学校を巡回警備することが効果的かどうか、全校配置が必要ではないか、A新たな判決を受けて、住基カード発行のベースとなる住基ネットの安全性が問われているのではないか、B東小金井駅開設記念会館の使用を有料にすることは妥当か、の3点。
賛成は、自民クラブ・公明党・民主党・改革連合の14名。反対は、みどりの風・共産党の9名。