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(2005年2月25日号記事)
可燃ごみ焼却場 国分寺と共同建設か?

市長「小金井の責任で用地を確保」
 小金井・府中・調布の3市が可燃ごみを共同処理している二枚橋焼却場は、老朽化が著しく建て替えが課題となっていた。しかし、調布市は三鷹市との共同処理を、府中市は多摩川衛生組合での全量処理を打ち出したため、二枚橋衛生組合は解散する方向となり、小金井市のみが、具体的処理方法を明示できないでいた。
稲葉市長は、2月17日に開催された市議会建設環境委員会で「昨年5月28日に、国分寺市長に、可燃ごみの共同処理を申し入れた」ことを正式に報告した。
 申し入れ後、この1月までに、計13回の協議が両市の間で持たれてきた。
 小金井市が国分寺市へ申し入れた内容は以下の通り。@二枚橋焼却場閉鎖後、平成28年度頃までは、小金井市の可燃ごみを国分寺市の焼却場で共同処理したい。A概ね平成26年度から28年度までの間に新焼却場を建設し、共同処理したい。B新焼却場の建設場所については、二枚橋焼却場の跡地を含めて、小金井市が責任をもって確保する。C新焼却場は20年以上は使用できると思う。その後は、その時点でのごみ処理の実態を考えて、両市が協議の上、最善の方法をとればよい。D可燃ごみの共同処理をするため、一部事務組合を設立したい。E両市の共同処理については東京都の理解が得られている。
 これに対して、国分寺市が示している考えは以下の通り。@立川市、昭島市と清掃工場建設について勉強会をしてきたので、両市の意向を確認する必要がある。A小金井市のごみを受け入れるには、市議会と付近住民の理解を得る必要がある。B新焼却場の建設には、東京都の支援が課題である。東京都の支援が得られれば前向きに検討する用意がある。C一部事務組合の設立は今後の課題である。
 以上のことから、依然不確定要素もあるが、一定の条件が整えば、小金井と国分寺との可燃ごみの共同処理が現実のものになると考えられる。

二枚橋跡地に建設?

 問題は、新焼却場の建設用地の確保は、小金井の責任で行なわなければならないことにある。稲葉市長は「二枚橋焼却場の跡地を含めて」としているが、同用地は、府中市及び調布市の市域が大半を占めることから、両市の行政・議会・住民の同意を得られるかがカギとなる。すでに調布市議会では、小金井のごみ処理継続に反対する声が出ているが、新たに国分寺市のごみも処理することに賛同が得られるかは現段階で不明。
 仮に二枚橋跡地で建て替えられない場合、小金井市内では、蛇の目ミシン跡地(中町3丁目)、中間処理場用地(貫井北町1丁目)、東小金井駅貨物駅跡地(梶野町1丁目)くらいしかまとまった面積の市有地がないため、関係住民からは「まさか、こちらに来るのでは」と不安の声が上がっている。

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