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(2004年11月25日号記事)
二枚橋衛生組合、解散へ

3市議会、組合議会も了承

 11月8日、小金井・府中・調布3市の可燃ごみを焼却している「二枚橋衛生組合(管理者=稲葉孝彦小金井市長)」の組合議会(議長=村井浩府中市議)は、同組合を平成21年度までに解散することを承認した。
 解散後、調布市は三鷹市との共同処理を、府中市は多摩川衛生組合での一括処理を行なう計画だが、小金井市は具体的処理方法を明示できないでいる。

 11月1日に開催された小金井市議会全員協議会で、稲葉市長は、「平成21年度までに組合を解散する」「小金井市は他の地方公共団体との共同処理をめざす」などの方針を示した。また、「現在地で建て替えるのが基本」との姿勢を改めて強調した。議員からは、「地元民や市民に情報を公開し、合意形成を行なうべきだ」などの意見が出されたが、市長方針に関しては「概ね了承」と集約された。
 次いで11月8日に開催された二枚橋衛生組合議会では、管理者である稲葉市長から「平成21年度までに組合を解散することで3市が合意した」「組合職員の処遇や財産処分については今後協議していく」との報告が行なわれた。組合議会は、解散の方針を承認した。

小金井はどうなる?
 解散後、小金井の可燃ごみがどのように処理されるかは、今のところ五里霧中の状態だ。
稲葉市長は、「現在地での建て替えが基本」「他の地方公共団体との共同処理をめざす」との方針を示している。しかし、現在地での建て替えには府中・調布両市の承認が必要となるが、すでに調布の市議からは、現在地での建て替えを認めないなどの声が出ている。
 実現性を考慮せず羅列すれば、小金井市は、@現在地で小金井市の単独処理、A現在地で他市との共同処理、B現在地以外で小金井市の単独処理、C現在地以外で他市との共同処理、D市外の焼却場への焼却委託、のいずれかを選択することになると思われる。
 現在地での建て替えについて府中・調布両市の理解を求める作業と、新たに共同処理をする地方公共団体探しを同時に進めていくのは、かなり難易度が高い。しかし、ごみは日々発生する。その処理は、市町村の基本的業務と地方自治法上も位置づけられている。市には、最優先課題として、この問題に取り組む責任がある。

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